OPTiM AGRI MICHINOKU

PRESS RELEASE

プレスリリース

2020.05.29プレスリリース

PDFファイルはこちら

十和田市でのスマート農業の取り組みを開始

報道関係者各位

株式会社オプティムアグリ・みちのく

十和田市でのスマート農業の取り組みを開始

~青森県立三本木農業高等学校との農商工連携プロジェクト~

~上十三地区初となるドローン農薬散布防除サービスの展開~


株式会社オプティムアグリ・みちのく(代表取締役 速水 一仁、以下オプティムアグリ・みちのく)は、青森県内農業者と共にスマート農業(※1)を展開し「スマート米(※2)」の生産を行っておりますが、この度十和田市にて新たなスマート農業の取組みを開始することとなりましたので、お知らせいたします。

一つ目の取り組みは、青森県立三本木農業高等学校(校長 遠藤 剛 様、以下同校))との農商工連携プロジェクトです。
現在、オプティムアグリ・みちのくでは地元農業生産法人である十和田アグリ株式会社(代表取締役 竹ヶ原 直大 様、以下十和田アグリ)と連携し、大豆でのスマート農業技術の実証を実施しております。本プロジェクトでは、十和田アグリが同校に対しスマート農業実証圃場を提供し、同校生徒と共に大豆の生産に最先端のスマート農業技術を用いることにより、農薬使用量を極力抑えた「あんしん・安全」な付加価値の高い大豆の生産を行い、生産物を地元加工会社である太子食品工業株式会社(代表取締役社長 工藤 茂雄 様)にて加工・販売を通じて、青森県の基幹産業である農業人財の育成することを目的としております。

二つ目の取組みは、上十三地区初となるドローン農薬散布防除サービスの展開です。
昨今、農業分野でのドローンの活用に大きな期待が集まっている中で、農薬散布用のドローンは高価かつ飛行難易度が高いため、現状気軽に取り組むことが困難となっております。オプティムアグリ・みちのくでは、これらの問題を解決すべく親会社である株式会社オプティム(代表取締役社長 菅谷 俊二)が展開する、ドローンを活用した農薬散布を行いたい農業者の皆様と、飛行経験豊富なプロフェッショナルドローンパイロットを結びつけるサービスプラットフォーム「DRONE CONNECT」へパイロット登録を推進しております。今般、十和田アグリに所属するドローンパイロットが本サービスに上十三地区で初めてパイロット登録することにより、同地区においてドローンを活用した農薬散布を希望する農業者の皆様へ、ドローン農薬散布防除サービスを提供することが可能となりました。

オプティムアグリ・みちのくは、AIIoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティムと地域金融機関である株式会社みちのく銀行の設立した日本初のスマート農業地域商社として、引き続き生産・販売の両面から青森県の基幹産業である第1次産業を“稼げる農業”にすべく「スマート農業」を積極的に推進してまいります。

取組概要



<本農商工連携プロジェクトに参加する三本木農業高等学校の生徒>

DRONE CONNECT概要
 「DRONE CONNECT」とは、各種産業において、ドローンを活用したい方々と飛行経験豊富なプロフェッショナルドローンパイロットを結びつける、サービスプラットフォームです。現在「DRONE CONNECT」では、β版として、農業分野においてドローンを活用した農薬散布等、未来志向の農業従事者とプロフェッショナルドローンパイロットのマッチングを行っております。農業従事者は圃場調査や作物の生育状況把握、農薬散布などの日々の悩みを「DRONE CONNECT」を通じてプロフェッショナルドローンパイロットに気軽に依頼することができ、農業活動を効率的に行えるようになります。

<「DRONE CONNECT」での現在提供サービス概要>

サービス名 ドローン農薬散布防除サービス
サービス内容

・これまでの農薬散布は噴霧器などで作業を行っていました。本サービスでは、ドローンを利用してパイロットが農薬散布を行うので、機器を背負った重労働から解放されます。

1a(1畝)あたり200円という低料金に加えて、日程も自由に選択可能です。作業は通常目安1ha1町)10分程度で終了します。

※ご利用最低面積は、1ha1町)からとなります。



<DRONE CONNECT概要>
「DRONE CONNECT」β版のWebサイトにて会員登録をして頂いた方はサービスを利用、提供することができます。
「DRONE CONNECT」β版は、以下のWebサイトをご確認ください。 
https://www.optim.co.jp/agriculture/services/drone-connect/pilots
株式会社オプティム 担当:星野
TEL:03-6435-8567


<十和田アグリ株式会社 概要>

会社名 十和田アグリ株式会社
住所 青森県十和田市大字相坂字長漕40番地1
代表者 代表取締役 竹ヶ原 直大
設立年月日 2013年8月
業務内容 水稲・大豆を主体し、作業受託を含めて132haの耕作面積。
2019年より農薬散布用ドローンを導入。パイロット4名配置。

<本件に関する問い合わせ先>
オプティムアグリ・みちのく 担当:赤石
TEL:017-757-8224(携帯:080-5935-6932)

※1…スマート農業
   AI・IoT・ロボットなどの最先端技術を農家で活用し、農作業の負担軽減や、農産物の収量、品質の向上を目指す新たな農業。
※2…スマート米
   「スマート米」とは、株式会社オプティムが行っている「スマート農業アライアンス」(※3)の取り組みの一つである
   「スマートアグリフードプロジェクト」(※4)において、AIやドローンを使い、農薬使用量を抑えて育てられた、あんしん・安全なお米です。
※3…スマート農業アライアンス
   「スマート農業アライアンス」とは、AI・IoT・ビッグデータを活用して“楽しく、かっこよく、稼げる農業”を実現するべく、
   スマート農業を推進する取り組み。詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。
   https://www.optim.co.jp/news-detail/25369
※4…スマートアグリフードプロジェクト
   ドローン・AI・IoTを利用して「減農薬」を達成して、高付加価値がついた農作物の生産、流通、販売を行うプロジェクト。
   詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。
   https://www.optim.co.jp/news-detail/25369

<会社概要>
会社名 株式会社オプティムアグリ・みちのく
住所 青森県青森市新町2-6-18 中新町ビル3階
代表者 速水 一仁
株主 ・株式会社オプティム(代表取締役社長 菅谷 俊二)
・株式会社みちのく銀行(代表取締役頭取 藤澤 貴之)
・みちのく地域活性化ファンド
設立年月日 2019年1月23日
事業内容 ・株式会社オプティムのスマート農業ソリューションを活用し生産者と連携した農産物の生産と販売
・スマート農業に関する総合商社機能の提供
・スマート農業に関するコンサルティングサービスの提供
・その他、青森を中心とした地域の発展・貢献に必要なAI・IoTサービスの提供
参考 会社設立時プレスリリース
https://www.michinokubank.co.jp/news_2306.pdf
https://www.optim.co.jp/newsdetail/20190129-pressrelease